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ディスポーザーでよくある後悔6つを解説!向いている人や選び方とは

ディスポーザーはキッチンのシンクに設置して、生ごみを破砕しそのまま流せるようになる便利なアイテムです。しかし、中にはせっかく設置したのに後悔してしまう人も。

実は、後悔の多くはディスポーザーに対する知識不足が原因です。

この記事では、設置前に知っておかないと後悔しがちなポイント6選に加え、ディスポーザーが向いている人といない人を詳しく解説します。

後半ではメリットや選び方についても解説するので、導入するか検討中の人はぜひ参考にしてください。


ディスポーザーの後悔ポイント6選

ディスポーザーの後悔ポイント

まずは、ディスポーザーを設置した人が、導入前に知らずに後悔しがちなポイント6選を解説します。

入れてはいけないものがある

ディスポーザーは生ごみを処理できる機械ですが、一部処理できないものもあります。

入れてはいけないものをリストにしました。

分類
固いもの 貝殻・カニの殻・大きな骨・固い種
繊維質のもの トウモロコシ・ネギ・タマネギなどの皮・枝豆のさや
残留物が詰まりやすいもの 生米・コーヒーかす・ご飯・卵の殻
温度が90度を超えるもの 熱湯・揚げ油・汁もの
大きいもの 厚さ3cmを超える野菜の切りくず
油分が多いもの 多量のマヨネーズ・油
酸性のもの
食品以外 ラップ・割り箸・つまようじ・カップ麺の小袋・プラスチック製品・砂・タバコの吸い殻

メーカーや製品によって違いがありますが、概ね上記のものは処理が難しい傾向にあります。

たとえば「貝を食べることが多い」「繊維質の多い野菜をよく食べる」など、リストに当てはまるごみが多く出る人は分類が面倒に感じてしまうかもしれません。

また、NGではないものであっても説明書に記載の量を超えて詰め込むと故障の原因になります。

塩素系洗剤を使えない

ディスポーザーを設置していると、漂白剤やパイプ洗浄剤、カビ取り剤などに代表される塩素系洗剤を使用できません。

塩素系洗剤は排水処理槽で生ごみを分解するための微生物の死滅、部品のサビ、劣化を引き起こす原因となるからです。

まな板やグラスなどの漂白のために塩素系洗剤を使用したいときは、流す場所をキッチン以外にする必要があります。普段から塩素系洗剤をよく使う人は注意が必要です。

処理中の音が大きい

ディスポーザーは生ごみを粉砕する仕組みの都合上、フードプロセッサーやミキサーに近い音が出ます。爆音がするようなものではありませんが、深夜に生ごみを処理したい人のなかには、隣人への配慮からディスポーザーを使いづらいと感じる人もいるようです。

メーカーや製品によって静音性には差があるので、気になる人はチェックしておきましょう。なお、テラルにおいて現段階では騒音のクレーム例はありません。

設置・交換・修理費用がかかる

ディスポーザーの設置や交換にはまとまった金額が必要になるため、支払いが可能か考慮しなくてはなりません。

ディスポーザー自体の製品価格は6~10万円が相場で、設置費用込みだと8~18万円です。排水処理システムの導入が必要な場合には別途20万~30万円ほどがかかります。

交換タイミングはディスポーザーの寿命である7~10年ごと、価格は上記と同額程度が必要です。修理の費用は劣化や損傷レベルによりますが、詰まりや噛み込みの解消程度であれば約1~2万円が目安といえます。

ただし、この金額は日本製品の場合であり、海外製品だと取り寄せ費用だけでも高額になりがちです。また、設置可能な業者選びにも苦戦するため、日本製品をおすすめします。

なお、マンション全体に関わる排水処理槽の定期点検費用もディスポーザーを使うためには必要な支出です。マンションによって異なるため管理規約等を確認しましょう。

定期的なお手入れが必要

週に1回、できれば週に2~3回はディスポーザーのお手入れが必要です。せっかく生ごみを流せても、排水口に残りカスがたまると臭いの原因となります。

お手入れ方法自体は、氷を投入してディスポーザーのスイッチをオンにするだけと簡単ですが、定期的な手入れを忘れがちな人には向いていない可能性があります。放置すると手入れがより大変になったり、業者に清掃を依頼する必要がでたりと、さらに手間がかかるからです。

電気・水道料金がかかる

毎日ディスポーザーを使用する場合は、電気・水道代金がひと月あたり数百円〜1,000円程度かかります。ごみ袋が有料な地域、あるいは生ごみの臭い対策にコストをかけている家庭でなければ、金銭面の恩恵はあまりないかもしれません。

節約になるというイメージで導入を検討しているのであれば、現在のごみ処理にかけている支出を再計算し、節約になるかどうかを考えてみましょう。


ディスポーザーが向いていない人

ディスポーザーが向いていない人の特徴

ディスポーザーは次の人には向いていない可能性があります。

  • 生ごみ以外もまとめて処理したい人
  • 塩素系洗剤を使う機会が多い人
  • 深夜帯に生ごみを処理する頻度が高い人
  • 定期的なお手入れが苦手な人
  • 生ごみの処理にコストをかけたくない人
  • 修理・交換の積立金を考えたくない人

とくに、調理中のごみ全般をキッチンシンクに溜め、調理後にまとめてごみ箱に入れたいという人には向いていない可能性があります。ディスポーザーに入れられるものと入れられないものの分別が必要なためです。

また、費用面の負担が気になる人は、導入前に費用をしっかり確認した方が後悔しにくいでしょう。設置費用と7~10年後の交換費用は特に金額が大きくなりやすいです。

上記のように、ディスポーザーが必ずしも最適な選択ではない人もいるので、毎日の生活に合うかどうかを吟味することをおすすめします。


ディスポーザーのメリット

ディスポーザーを設置するメリット

ディスポーザーの後悔ポイントを見てきましたが、導入を検討したくなるような大きなメリットもあります。詳しく見てみましょう。

ごみ出しの手間が減る

ディスポーザーを設置すると、生ごみの量を減らせるため、ごみ出しの頻度が減ります。8~9割の生ごみを削減することも夢ではありません。

とくに、朝忙しくごみ出しの時間が惜しい人や、ごみ袋が有料の地域にお住まいの人はメリットを感じる機会が多いはずです。

また、三角コーナーの役割をディスポーザーが担ってくれるため、ごみ出しの前に生ごみの水切りをする手間も減ります。三角コーナーを洗う時間を節約でき、シンク内のスペースを広く確保できるのもメリットといえるでしょう。

害虫を寄せ付けにくくなる

ディスポーザーを設置することで、ハエやゴキブリなどの害虫を寄せ付けにくくなります。こうした害虫に悩まされている人にとっては、大きなメリットがあるでしょう。

害虫の多くは食材の臭い、とくに食材が腐敗することで生じる臭いをたどってやってきます。なかでも夏場の生ごみは腐敗しやすいため、臭いが強くなりがちです。

その点、ディスポーザーなら調理後すぐ、生ごみが腐敗する前に粉砕し、水で流せます。そのため臭いが生じづらく、害虫を寄せ付けるリスクを軽減できるのです。

環境負荷が低い

ディスポーザーが粉砕した生ごみを微生物が分解する、生物式の排水処理システムの場合、生ごみを燃やして処理するよりも環境負荷を減らせます。

また、乾燥させて生ごみの質量を減らす機械式の排水処理システムでも、燃やすために必要なエネルギーを削減できます。

このため、省エネルギーに関心がある人にとっても、ディスポーザーはメリットがあります。


ディスポーザーが向いている人

ディスポーザーが向いている人の特徴

ディスポーザーがおすすめなのは、次のような人です。

  • 生ごみの臭いに悩んでいる人
  • 害虫の発生に悩んでいる人
  • ごみ袋が有料の地域の人
  • 環境に優しい生活がしたい人

生ごみの臭いや害虫に悩まされたくない人にディスポーザーはおすすめです。また、ごみ出しの手間も減らせるため、忙しい人にはうってつけといえます。ごみ袋が有料の地域の人にはお得感もあるでしょう。

環境負荷を考えた行動を心掛けたい人にもディスポーザーは適しています。毎日の暮らしが地球のためになるというのは、大きなメリットに感じられるはずです。


後悔しないためのディスポーザーの選び方

ここでは、ディスポーザーの導入を本格的に進めたい人のために、後悔しないディスポーザーの選び方を紹介します。

タイプを確認する

ディスポーザーは製品によって生ごみの粉砕方式や投入方式、給水方式が異なります。給水方式は後述するので、ここでは粉砕方式と投入方式それぞれの違いを見てみましょう。

粉砕方式

3種類の粉砕方法

ディスポーザーの生ごみの粉砕方式は大きく分けて3種類あります。

ハンマーミル方式は粉砕力が高く処理できる生ごみの幅が広いことが特徴です。古い機種や海外製品の場合、振動や音は他の方式よりも大きいことがありますが、国内の最新機種であれば他の方式とほとんど差はありません。

チェーンミル方式は他の方式と比べて振動や音が比較的静かなのが強みですが、粉砕力はハンマーミルに劣ります。

ブレードミル方式は丸洗いしやすいという利点はありますが、粉砕力は他の方式に劣ります。

なお、国内のディスポーザーの多くはハンマーミル方式です。テラルでもハンマーミル方式を採用しています。

投入方式

ディスポーザーの投入方法の違い

ディスポーザーのごみの投入方式には、一括投入型と連続投入型の2つの種類があります。

一括投入型は蓋スイッチ方式とも呼ばれます。生ごみを投入してから蓋をして作動させるタイプで、処理できないごみの誤投入を防ぎやすく、安全性が高いのが魅力です。ただし、一度に処理できるごみの量には制限があります。

一方、連続投入型はスイッチが独立しており、作動中なら制限なくごみを投入できることがメリットです。ただし、処理できないごみや異物の誤投入には注意する必要があります。

処理できるごみの種類を確認する

ディスポーザーが処理できるごみの種類はメーカーや製品ごとに違いがあります。たとえば貝や骨の固さ、大きさ、繊維質の食品の量などが違いの出るポイントです。よくでるごみの種類に対応できるかどうかで選ぶことをおすすめします。

また、新しい機種ほど処理できる生ごみの種類が広がっている傾向にあるので、最新情報をチェックすることも大切です。

自動給水機能の有無を確認する

3種類の給水方法

ディスポーザーの給水方式は大きく分けて3種類あります。

手動給水方式のメリットは本体価格、設置費用が安いことです。交換時も本体の交換代金だけとコストを抑えられます。デメリットは自分で水を流す手間がかかることです。

間接自動給水(分岐自動給水)方式はディスポーザー使用時に水栓から自動で吐水させるタイプで、給水の手間がかからないことがメリットです。ただし、すべての水栓が対応可能なわけではないため、水栓の交換コストがかかる可能性があります。

直接自動給水(全自動給水)タイプはディスポーザーに直結する給水管を必要とします。調理などに使う水栓を使用しなくてよいため、シンクへの水の飛び散りがないのがメリットです。ただし、工事は分岐自動給水方式以上に大がかりとなるためコストも高めです。

サポート体制を確認する

サポート体制も注目すべきポイントです。具体的には、メーカーまたは取り扱い店が定期点検・交換対応を実施していること、相談窓口の常設や24時間対応などのアフターサービスが充実していることなどを確認しましょう。

毎日の調理、ごみ出しに関わることなので、万が一の故障時に使えない期間が長いとストレスが大きくなるでしょう。とくに海外製品の場合は国内業者では修理に対応できない、あるいは部品の取り寄せに数週間かかるなどのケースも考えられるため要注意です。


後悔しないディスポーザーはテラル製がおすすめ

国内製の高品質なディスポーザーを探しているなら、テラル製が候補にあがります。

テラル製ディスポーザーは粉砕力の高いハンマーミル方式を採用しています。給水方式は手動給水式・間接自動給水方式・直接自動給水方式が揃っており、選択肢が豊富です。キッチンの条件や希望する使い方に合ったものを選択できます。

また、24時間、365日対応のサービス体制があり、フリーダイヤルを用意しているため、万が一の故障時でも慌てることなく相談可能です。


テラル製のディスポーザーについて詳しく知りたい方は、以下からご連絡ください。

▼お問い合わせ先

東京支社 03-3818-7800
中部支店 052-339-0875
関西支店 06-4803-8838
問い合わせ先

まとめ:後悔ポイントを把握してディスポーザーを選ぼう

後悔ポイントを把握してディスポーザーを選ぼう

ディスポーザーの導入で後悔したくないなら、自分に合っているかどうか下調べするのが大切です。

ごみをなんでも投入したい人や、塩素系洗剤の使用頻度が高い人にとっては、向かないケースもあるでしょう。

しかし、生ごみ臭や害虫に悩まされている人にとってはおすすめです。生ごみの量も減らせるため、ごみ出しの手間や頻度、環境負荷を減らせるメリットもあります。

後悔しがちなポイントとメリットを比較したうえで、生活に合うと感じた人は導入や買い換えを検討してみましょう。その際は、選び方のポイントをぜひ参考にしてください。