ディスポーザーに熱湯を流してしまった!対処法やNGな理由を解説
基本的にディスポーザーには常温の水しか流せません。熱湯はディスポーザーに悪影響を及ぼすだけでなく、さらなるトラブルにつながるリスクがあるからです。
そのため、ディスポーザーを設置したキッチンでは熱湯を流さないようにしましょう。
本記事では、ディスポーザーに熱湯を流してはいけない理由や、熱湯を流してしまったときの対処法などを解説します。
ディスポーザーには耐熱温度がある
ディスポーザーを使用する際は、耐熱温度を把握しておくことが大切です。
ディスポーザーには耐熱温度が設定されています。製品によって多少差はあるものの、一般的な耐熱温度は60度程度です。そのため60度を超える熱湯を流すと、さまざまな悪影響を及ぼすリスクがあります。
ディスポーザーの寿命は7~10年程度ですが、熱湯を流すことでディスポーザーがダメージを受けると、寿命が短くなる可能性があります。
ディスポーザーを快適に使用するためにも、耐熱温度を把握し、熱湯は流さないようにしましょう。
ディスポーザーに熱湯を流してはいけない理由
パスタの茹で汁や味噌汁などの熱いものは、無意識にシンクに流してしまいがちです。しかし、このような行為はディスポーザーや排水管にダメージを与えるおそれがあります。
部品の変形や劣化につながるため
ディスポーザーに熱湯を流してはいけない理由の一つは、部品の変形や劣化につながることです。
ディスポーザーは回転刃や固定刃、ジョイントなどのさまざまな部品で構成されています。熱湯を流すことで部品に変形や劣化が生じると、ディスポーザーの寿命が短くなり、故障する可能性もあります。
ディスポーザーは、基本的に常温の水の使用を前提に設計されています。本体には耐熱温度があり、熱湯の使用は想定されていません。
料理の際、耐熱温度を超えるものを流すケースもあるでしょう。しかし、ディスポーザーが設置されている場合は、熱湯を流さないようにしましょう。
水漏れを引き起こすリスクがあるため
排水管には、ディスポーザーと同様に耐熱温度が定められています。耐熱温度を超えた熱湯を流すと排水管が変形し、損傷するリスクがあるため、注意が必要です。
水漏れは火災保険が適用されるケースもありますが、「過失」と見なされれば適用外になります。熱湯を流したことが原因で水漏れが発生した場合、過失と見なされ、火災保険が使えない可能性もあります。
ディスポーザーに熱湯を流してしまったときの対処法
万が一熱湯を流してしまった場合は、すぐに対処することが大切です。適切な手順を踏むことで、ディスポーザーや排水管へのダメージを最小限に抑えられるでしょう。
1.変形やひび割れがないかを確認する
ディスポーザーに熱湯を流すと、本体の部品や排水管にダメージを与える可能性があります。誤って熱湯を流してしまったときは、本体の部品や排水管に変形・ひび割れが発生していないかをすぐに確認しましょう。
ディスポーザーの部品に異常がある場合、処理能力が低下し、故障につながるおそれがあります。排水管にひび割れがある場合、上手く水を排出できなくなり、水漏れが発生する可能性があります。
また、熱湯を流すと、シンクに異常が起きるケースもあるため注意が必要です。シンクに熱湯を流すと一時的に膨張し、異音が発生します。ステンレスが膨張を繰り返すと、シンクが劣化しやすくなります。
2.補修テープで応急処置をする
シンクに熱湯を流すと、排水管にひび割れが生じることがあります。排水管にひび割れがある場合、水漏れが発生する可能性があるため、速やかに応急処置を施しましょう。
応急措置としては、補修テープを使用する方法があります。排水管用の補修テープは、ホームセンターやオンラインショップなどで販売されています。
ただし、補修テープを使用した応急処置は、あくまでも一時的な対処法に過ぎません。ひび割れが生じたあともシンクに水を流すことで、症状が悪化する可能性もあります。応急処置を施したあとは、必ず業者に連絡しましょう。
ディスポーザーの修理については、以下の記事でも詳しく解説しています。
ディスポーザーの修理費用はいくら?相場や依頼するポイントを解説
3.メーカーや業者に連絡する
ディスポーザーの部品や排水管にダメージが見つかったときには、早めにメーカーや業者に連絡する必要があります。ディスポーザーの使用を続けると、さらなる不具合につながるおそれがあるためです。
ディスポーザーを導入する際は、アフターサービスが充実したメーカーの製品がおすすめです。テラルでは、ディスポーザーアフターサービス専用のコールセンターを設置し、24時間年中無休で対応しているので、いつでも連絡可能です。
また、ディスポーザーは定期的なメンテナンスが必要です。テラルでは、修理や定期点検にも対応しているため、安心して使用できます。
ディスポーザーに熱湯を流す際に注意すべきこと
キッチンでは、湯煎したものやパスタの茹で汁など熱湯を流すときもあります。どうしても熱湯を流さなければいけないときには、一工夫することでディスポーザーや排水管へのダメージを軽減できます。
時間をおいて温度を下げる
ディスポーザーが設置されたキッチンでは、熱湯の使用がNGです。キッチンで熱湯を流さなければならないときには、時間をおいて温度を下げたうえで流すとよいでしょう。
ディスポーザーに流せる温度の目安は60度以下です。ただし、手加減で60度以下だと判断するのは難しいため、キッチン用温度計を用意しておくことをおすすめします。
水を混ぜる
熱湯を冷ます時間がない、熱湯が冷めるまで容器を置いておく場所がないといった状況もあるでしょう。
その場合におすすめなのが、熱湯を水と混ぜて流す方法です。
熱湯に水を混ぜれば早く冷めるため、容器の置き場所に困ることもなく、シンクに流すまでの時間を短縮できます。
ディスポーザーを交換するならテラル製がおすすめ
シンクに熱湯を流してディスポーザーにダメージが生じた場合は、新しいディスポーザーに交換する必要があります。新しいディスポーザーに交換する際には、ぜひテラル製をご検討ください。
アフターサービスが充実
ディスポーザーの設置後にはさまざまな不具合が発生する可能性があります。万が一のトラブルに備えて、アフターサービスが充実したメーカーの製品を選ぶと安心です。
多くのメーカーではコールセンターを設置していますが、受付時間に制限があると、必要なときに対応してもらうのが難しいこともあります。この問題を解決するためには、テラル製のディスポーザーを選ぶのがおすすめです。
テラルは、24時間年中無休の専用コールセンターを提供しています。ディスポーザーの導入後も安心して使えるため、ぜひご検討ください。
破砕力に優れたハンマーミル方式を採用
生ごみをスムーズに処理できるディスポーザーをお探しの場合は、テラル製がおすすめです。
ディスポーザーの破砕方式には、ハンマーミル方式・チェーンミル方式・ブレード破砕方式があります。このうち、破砕力が高いのはハンマーミル方式です。ハンマーミル方式は底面全体が回転し、遠心力を利用して破砕物をすり潰すタイプです。ハンマーミル方式のディスポーザーを設置すれば、生ごみをスムーズに処理できるでしょう。
テラル製のディスポーザーは、破砕力に優れたハンマーミル方式を採用しています。回転刃が剥き出しになっていないため、お手入れの際も安心です。
汚れにくい蓋スイッチを採用
ディスポーザーは、破砕室に蓋をして利用する機器です。破砕室で処理した生ごみは、水とともにきれいに流します。
しかし、内側は生ごみを破砕したときに飛び散った汚れが付着しやすい側面があります。お手入れの負担を軽減するには、汚れが付着しにくい蓋のディスポーザーを選ぶのも手段の一つです。
テラル製のディスポーザーは、汚れが付着しにくい抗菌仕様の蓋スイッチを採用しています。抗菌仕様なので細菌の繁殖を抑えられ、ディスポーザーから発生する嫌な臭いも軽減できます。
テラル製のディスポーザーについて詳しく知りたい方は、以下からご連絡ください。
▼お問い合わせ先
東京支社 | 03-3818-7800 |
中部支店 | 052-339-0875 |
関西支店 | 06-4803-8838 |
ディスポーザーに熱湯を流すときには工夫が必要
ディスポーザーは、常温の水の使用を想定して作られた機器です。そのため、ディスポーザーを設置したキッチンで熱湯を流すのはNGです。誤って熱湯を流すと、本体や排水管にダメージを与える可能性があります。
しかし、キッチンでは熱湯を使用するケースも少なくありません。熱湯を流さなければならないときには、冷めるまで待つか水を混ぜて流すようにしましょう。下げる温度の目安は、60度以下です。
万が一熱湯を流してしまった場合、ディスポーザー本体や排水管に異常がないかをすぐに確認する必要があります。変形やひび割れなどの異常が見つかったときには、速やかに業者やメーカーに修理を依頼しましょう。