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ディスポーザーの電気代はいくら?電気代を左右する要因も解説

ディスポーザーは、生ごみを素早く処理し、ごみ出しの手間を軽減する便利な機器です。しかし、電気を使用するため、電気代がかかります。

特に近年は、燃料価格の高騰や再生可能エネルギー賦課金の増加などにより、電気代の値上がりが続いています。

ディスポーザーの電気代がどのくらいかかるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ディスポーザーの使用でかかる電気代を詳しく解説します。

ディスポーザーの電気代の目安

ディスポーザーの電気代は、使用状況や製品によって異なりますが、およその目安は、次の計算式で算出できます。

電気代 (円) = 消費電力 (kW) × 使用時間 (時間) × 使用回数 (回/日) × 使用日数 (日/月) × 電気料金単価 (円/kWh)

それでは、電気代の具体例を見ていきましょう。電気代の算出に伴う条件は、次のとおりです。

【条件】

  • 消費電力:480W(0.48kW)※DSP-75Tの480Wで仮定
  • 使用時間:5分(約0.0833時間)
  • 1日あたりの使用回数:3回
  • 電気料金単価:27円/kWh

消費電力は、製品によって異なります。たとえば、テラル製のDSP-75T(480W)を使用する場合、次の計算式で算出すると、1日あたりの電気代は約0.32円です。

0.48kW×0.083時間×3回×1日×27円/kWh=1日あたりの電気代:約3.24円

電気代は1ヶ月分をまとめて請求されるのが一般的です。テラル製のDSP-75Tを使用する場合、次の計算式で算出すると、1ヶ月あたりの電気代は約97.2円になります。

約3.24円×30日=1ヶ月(30日)あたりの電気代:約97.2円

ただし、上記の計算はあくまで理論上のものであり、実際の電気代とは異なる場合があります。使用環境や条件により消費電力が変動するため、実際の電気代はこれより多くなることがあります。

ディスポーザーの電気代を左右する要因

ディスポーザーの電気代は一定ではなく、さまざまな要因によって変動します。具体的には消費電力や使用時間と回数、電気料金の単価などです。

消費電力

電気代を左右する要因の一つは、製品の消費電力です。消費電力は、電化製品が動くために必要なエネルギーの量を示します。消費電力が大きいほど、電気代も高くなります。これはディスポーザーに限らず、すべての電化製品に共通するポイントです。

ディスポーザーの場合、馬力やモーターの種類が電気代に大きく影響します。たとえば、馬力が大きいディスポーザーは生ごみをより強力に破砕できる一方で、消費電力も大きくなります。

また、モーターの効率も製品によって異なり、効率の低いモーターは稼働時に多くの電力を消費するため、その分電気代が高くなります。

電気代は製品の消費電力が影響するため、電気代を抑えたい場合は消費電力が低いものを選ぶとよいでしょう。

使用時間と回数

電化製品は使用時間や回数が増えるほど、消費電力も増えて電気代が高くなります。

ディスポーザーの1回あたりの使用時間は、製品によって異なります。たとえばテラル製のDSP-250HDやDSP-75Tの運転時間定格は、1回あたり5分です。ディスポーザーを長時間使用するほど、それだけ多くの電力を消費するため、電気代が高くなります。

また、1日1回使用する場合と1日3回する場合とでは、使用時間と回数が異なるため、電気代に差が生じます。ディスポーザーの電気代を抑えるためには、使用時間や使用回数の工夫も必要です。

電気料金の単価

電気代は電気料金の単価で変動します。電気料金の単価は、契約している電力会社や料金プランによって異なり、同じ電力会社でも料金プランによって差が生じるケースがあります。

料金プランは、おもに従量電灯プランと市場連動型プランの2種類です。従量電灯プランは、電力会社が決めた金額が単価として固定されているプランです。一方の市場連動型プランは、市場価格によって単価が変動するプランです。

市場連動プランには、市場価格が安い時間帯に電気を使用すれば、電気料金を抑えられるメリットがあります。どちらのプランが自身に合っているのか、見直してみるのもよいでしょう。

【電気代以外】ディスポーザーの使用にかかるコスト

電化製品を使用する際には、電気代を気にしがちです。しかし、ディスポーザーを使用する際にかかるコストは、電気代だけではありません。

水道代

ディスポーザーは、水を流しながら使用する電化製品です。そのため、ディスポーザーを使用する際には、電気代に加えて水道代もかかります。

水道代の目安は、月に数百円程度ですが、具体的な費用はディスポーザーの使用状況や製品によって異なります。

例えば、テラルのディスポーザーでは、毎分8リットルの水を流しながらの使用を推奨しています。また、スイッチをONにしてから1分で自動停止するため、1回の使用で最大8リットルの水を使うことが基準です。朝昼晩に使用した場合、1日で約24リットルの水を使用する計算になります。

メンテナンス費

ディスポーザーの寿命は、7~10年程度です。長く快適に使用するには、日頃のお手入れが欠かせません。

しかし、日常のお手入れだけでは、十分なメンテナンスができない場合があります。ディスポーザーの構造は複雑で、こまめに掃除していても、すべての汚れを取り切れないことがあるからです。

多くのメーカーでは、ディスポーザーの定期点検を実施しています。テラル社では設置から2年以上経過した製品の定期点検を推奨しており、専用のコールセンターからご連絡いただければ、すぐに対応させていただきます。

ディスポーザーと他家電の消費電力を比較

家庭では多くの電化製品が使用されており、それぞれ消費電力が異なります。ディスポーザーの消費電力を他の電化製品と比べてみましょう。

家電の種類 消費電力(定格)
IHクッキングヒーター(1口) 3,000W
電子レンジ 1,400W
アイロン 1,400W
電気炊飯器 1,300W
浴室乾燥機 1,290W
温水洗浄便座(瞬間式・使用時) 1,200W
ハロゲンヒーター 1,200W
洗濯乾燥機 1,100W
ドライヤー 1,000W
オーブントースター 1,000W
掃除機 1,000W
電気ヒーター 800~1,000W
電気カーペット 760~1,000W
エアコン(10~15畳) 750~1,100W
電気ポット 800W
温水洗浄便座(貯湯式・使用時) 500W
エアコン(6畳) 450W
洗濯機 400W
ディスポーザー 318~480W
オイルヒーター 360~1,500W
冷蔵庫 200~300W
蛍光灯照明 100W
液晶テレビ 50W
パソコン 45W
扇風機 34W
電球形蛍光ランプ 12W
LED電球 8W

※出典元:千葉県「ピークに賢くみんなで節電」

多くの電化製品は、消費電力が800W以上です。一方のディスポーザーの消費電力は318W~480Wで、他の電化製品に比べて低い傾向にあります。

ディスポーザーの電気代を節約する方法

ディスポーザーの消費電力は他の電化製品よりも低いものの、使用状況や製品によって変動します。少しでも電気代を抑えたい場合は、使用時間や使用回数、製品選びなどへの工夫も検討しましょう。

使用時間と回数を工夫する

電気代を節約するためには、ディスポーザーの使用時間と使用回数の工夫が重要です。使用回数や使用時間が増えると、その分電気代も高くなります。

生ごみは早めに処理することで、ディスポーザー内部を清潔に保てます。そのため、生ごみが出るたびにディスポーザーを使う方もいるかもしれません。

しかし、少量ずつ頻繁に稼働させるよりも、ある程度溜まってから作動させたほうが電気代の節約になります。

ただし、長期間使用しないと破砕室に生ごみが溜まり、シンクの水が流れにくくなる可能性があるため、使用していなくても週に1回程度は稼働させることをおすすめします。

省エネモデルを選ぶ

ディスポーザーの電気代は、製品ごとに異なります。これは、製品ごとに消費電力が異なるためです。

近年は、省エネ性能に優れたディスポーザーも数多く登場しています。省エネモデルの製品を選べば、消費電力を抑えられるため、電気代の節約につながるでしょう。

省エネ性能が高い製品をお探しの場合は、テラル製のDSP-250HDがおすすめです。DSP-250HDは生ごみの処理スピードが上がっており、従来品に比べて電気や水道の使用量を減らせる省エネタイプです。既存のディスポーザーからDSP-250HDに交換すると、約25%の省エネ効果が期待できます。

ディスポーザーを選ぶならテラル製がおすすめ

ディスポーザーを選ぶ際には、どのメーカーの製品にするか悩む方も多いでしょう。信頼性と性能の高さから、多くのユーザーに支持されているのがテラル製のディスポーザーです。

【高機能タイプ】

近年は、さまざまな機能が搭載されたディスポーザーが登場しています。機能性の高さを重視する場合は、テラル製のDSP-250HDを検討してみましょう。

DSP-250HDは、処理能力に優れたハンマーミル方式を採用しています。破砕力が高く、生ごみを素早く処理できるため、電気や水道の使用量を抑えられます。

また、ディスポーザーを快適に長く使用するためには、日頃のお手入れが欠かせません。DSP-250HDは、業界初のジェットフラッシュ機能を搭載しています。ジェットフラッシュ機能とは使用後に破砕室に水を溜め、一気に排水する新機能です。これにより、破砕室がきれいになるため、日々のお手入れを楽にしてくれます。

【普及タイプ】

キッチンのシンク下は、収納スペースとして利用している方も少なくありません。しかし、ディスポーザーはシンク下に設置するため、収納スペースが狭くなり、困っている方も多いでしょう。

シンク下のスペースを有効活用するためには、テラル製のDSP-75Tがおすすめです。DSP-75Tは、他の製品よりもコンパクトなタイプのディスポーザーです。従来品に比べ、モーターと破砕室が25%コンパクト化しています。

従来品からそのまま付け替えできるため、大がかりな工事が不要です。破砕速度が向上しており、生ごみの処理時間が短くなっているため、電気や水道の使用量を減らせます。

テラル製のディスポーザーについて詳しく知りたい方は、以下からご連絡ください。

▼お問い合わせ先

東京支社 03-3818-7800
中部支店 052-339-0875
関西支店 06-4803-8838

問い合わせ先

ディスポーザーの電気代は工夫次第で削減できる

ディスポーザーは電気を使用するため、設置後は電気代が高くなります。電気代の目安は製品によって異なりますが、1ヶ月で数百円前後です。

しかし、ディスポーザーの使用に伴う電気代は、使用状況や電気料金の単価、製品の消費電力などによって変動します。電気代を抑えるためには、使用状況の工夫も必要です。

具体的には、生ごみがある程度溜まってから使用する、省エネ性能が高い製品を選ぶといった方法があげられます。また、省エネ性能が高いテラル製のディスポーザーもおすすめです。