お客様サポート

ディスポーザーはゴキブリの侵入経路にならない│対策に効果的な理由

ディスポーザーはキッチンのシンク下に設置し、生ごみを破砕して水とともに下水道に流す機器です。排水管を通じて外部とつながっているため、ゴキブリが侵入する経路になるのではないかと心配する方もいるかもしれません。

まずは、ディスポーザーがゴキブリの侵入経路になるのかを確認しておきましょう。

侵入経路にはならない

結論から述べると、ディスポーザーはゴキブリをはじめとする害虫の直接的な侵入経路にはなりません。その理由は、ディスポーザーには「トラップ」という部品が備わっているためです。

トラップは配管内部の臭いや害虫の侵入を防ぐ部品です。ディスポーザー専用のトラップは水が溜まる形状のため、害虫の侵入や詰まり、悪臭を防ぐ機能を持っています。また、生ごみが溜まりやすい点を考慮して設計されており、清掃がしやすいのが特徴です。

劣化や手入れ不足がゴキブリを寄せ付ける可能性はある

ディスポーザーには専用のトラップが設置されているため、ゴキブリをはじめとする害虫の侵入を防ぐことが可能です。しかし、ゴキブリは湿気が多く、食べ物がある場所を好みます。

そのため、ディスポーザーの使用状況によっては、害虫を寄せ付けることがあります。具体的には、ディスポーザーの内部に生ごみが残っている場合や詰まっている場合です。

また、トラップが劣化するとその機能が低下し、害虫を寄せ付ける原因になることもあります。ゴキブリを防ぐためには、ディスポーザーのこまめな掃除やメンテナンスが必要です。

キッチンにゴキブリが発生する原因

キッチンは住宅の中でも特にゴキブリが発生しやすい場所です。これは、ゴキブリが好むエサや隠れる場所が多く、侵入経路が確保されやすいからです。

エサが多いため

ゴキブリは湿気が多く、食べ物がある場所を好みます。キッチンは水を使うことが多く、食材の水分も豊富なため、高温多湿になりやすく、ゴキブリが好む環境になりやすいです。

また、キッチンには食べ残しや生ごみなど、ゴキブリのエサになるものが豊富にあります。特に、生ごみに含まれる糖分やたんぱく質はゴキブリの好物です。ゴミ箱や三角コーナーに溜まった生ごみの臭いが原因で、ゴキブリが寄ってくるケースもあります。

さらに、ゴキブリは暖かい場所を好むため、気温が上がる春から秋にかけて活発に動き回る傾向があります。

隠れる場所が多いため

キッチンにゴキブリが発生する原因の一つは、隠れる場所が多いためです。ゴキブリは外敵から身を守るために、暗く狭い場所に隠れる習性があります。

キッチンには、ゴキブリが隠れる場所がたくさんあります。たとえば食洗機の下やシンク下、冷蔵庫をはじめとする家電製品の隙間などです。特に冷蔵庫の裏は湿気がこもりやすく、ゴキブリが隠れやすい場所です。

また、隠れる場所が多いと、ゴキブリが卵を産み付けるのにも適しています。多くの隠れ場所があるということは、それだけゴキブリが安全に過ごせる場所が多いということになります。

侵入経路が多いため

キッチンは、換気扇や勝手口、窓などゴキブリの侵入経路になるところが多い場所です。外部からの侵入経路が多いと、それだけゴキブリを寄せ付けやすくなります。

ゴキブリはわずかな隙間からも侵入できるため、壁や床の劣化によって隙間が生じている場合は、そこから侵入する可能性もあります。

また、キッチンに運び込まれる食品のパッケージや段ボールのなかに、ゴキブリが潜んでいるケースもあります。特に倉庫のような場所で長時間保管されている段ボールを持ち込む際には、ゴキブリの侵入に注意が必要です。

ディスポーザーの使用がゴキブリ対策になる理由

ゴキブリは食べ残しや生ごみなどの腐敗物に引き寄せられるため、キッチンに現れやすい害虫の一つです。ゴキブリの発生を抑えるためには、ディスポーザーを使用する方法があります。

生ごみを溜めずにすぐ処理できるため

ディスポーザーがゴキブリ対策になる理由の一つは、生ごみを素早く処理できることです。キッチンはゴキブリが好む環境で、食べ残しや生ごみがエサとなりやすい場所です。

ディスポーザーがない場合、三角コーナーに生ごみを溜めることが多く、そのまま放置すると臭いがゴキブリを引き寄せやすくなります。

一方、ディスポーザーを使えば、生ごみをその場で処理できるため、三角コーナーが不要になります。これにより、生ごみを溜めることなく処理できるため、ゴキブリの発生を抑えることができます。

生ごみの臭いを軽減できるため

ゴキブリの発生を抑えるには、キッチンに生ごみを溜めないことが大切です。

ディスポーザーがない環境では、生ごみを家庭ごみとして処理するのが一般的です。しかし、収集日は自治体ごとに決められており、すぐに処分できず、数日程度は生ごみを保管しておく必要があります。

一方でディスポーザーを使用すると、生ごみを放置せずにすみます。腐敗臭を抑えられるため、ゴキブリを寄せ付けにくくなるでしょう。

ディスポーザーでより効果的にゴキブリを対策する方法

ディスポーザーは、キッチンの生ごみを素早く処理するため、ゴキブリ対策に役立ちます。さらに効果的な対策を講じることで、ゴキブリをはじめとする害虫の発生リスクを低減できます。

生ごみは溜め込まずに処理する

ゴキブリは食べ残しや生ごみの臭いに引き寄せられるため、ディスポーザーを使うことで素早く処理でき、ゴキブリの発生リスクを抑えられます。

しかし、ディスポーザー内に生ごみが残っていると、三角コーナーに生ごみを溜めるのと同じように、ゴキブリが寄り付きやすくなります。生ごみが出たら溜め込まずに、すぐにディスポーザーで処理するようにしましょう。

仕上げに溜め水6〜8Lを流す

生ごみによっては、ディスポーザー使用後に内部に食物残差や汚れが残ることがあります。内部に生ごみが残ると、ゴキブリを引き寄せる原因になります。

ゴキブリの発生を防ぐためには、ディスポーザー使用後に十分な水で内部を流しきることが重要です。定期的に、6~8Lの水をバケツや桶に溜めて、使用後に流しましょう。

こまめに掃除をする

ディスポーザーを使用し、ゴキブリの発生リスクを低減するためには、本体や排水管をこまめに掃除することも大切です。定期的に掃除すると生ごみが残らないため、ゴキブリが寄り付きにくくなります。

キッチンの衛生環境を維持するためには、ディスポーザーの掃除方法を把握しておくことも必要です。ディスポーザーの詳しい掃除方法については、以下の記事にまとめているのでぜひチェックしてみてください。

ディスポーザーの掃除方法と役立つアイテムを紹介!使用NGなのはどれ?

メーカーに定期点検を依頼する

ディスポーザーを使用し、ゴキブリの発生リスクを低減するためには、定期点検を受けることも重要です。

ディスポーザーの寿命は、7~10年程度です。ディスポーザーに不具合があると処理能力が低下し、内部に生ごみが残りやすくなります。設置から2年経過したものは、メーカーに定期点検を依頼しましょう。

定期点検の対応は、メーカーによって異なります。テラルでは、定期点検(有料)を実施しています。専用のコールセンターも設置しているので、いつでもご連絡いただくことが可能です。

テラル製のディスポーザーは定期点検に対応

ゴキブリの発生を抑えるには、ディスポーザーの性能を維持することも重要です。テラル製のディスポーザーは性能が高く、定期点検にも対応しているため、ゴキブリの発生リスクの低減につながります。

【高機能タイプ】DSP-250HD

高機能タイプのディスポーザーをお探しなら、テラル製のDSP-250HDがおすすめです。

ディスポーザーは、水道の水を流しながら使用する機器です。DSP-250HDは自動給水タイプなので、スイッチを入れると自動で水が流れ、破砕が終了すると自動で水が止まります。給水開始や終了のタイミングは、ブザーで知らせてくれます。

また、ゴキブリを寄せ付けないためには、ディスポーザーの使用後に生ごみが残らないようにすることが大切です。DSP-250HDには、水を溜めて一気に排水する新機能を搭載しているため、内部に生ごみが残る心配はありません。

【普及タイプ】DSP-75T

スタンダードなタイプのディスポーザーをお探しのときは、DSP-75Tがおすすめです。DSP-75Tは、従来品に比べてコンパクトなサイズになっているため、スペースを十分に確保できない場合でも設置できる可能性があります。

既存のディスポーザーが当社の従来品の場合、そのまま付け替えることが可能です。破砕速度が向上したことで、生ごみの処理スピードがアップしています。処理スピードの向上により、従来よりも水道や電気の使用を減らせます。

テラル製のディスポーザーについて詳しく知りたい方は、以下からご連絡ください。

▼お問い合わせ先

東京支社 03-3818-7800
中部支店 052-339-0875
関西支店 06-4803-8838

問い合わせ先

効果的にディスポーザーを使用してゴキブリ対策しよう

キッチンは高温多湿な場所であり、食べ残しや生ごみがあるため、ゴキブリを寄せ付けやすい環境です。ゴキブリはキッチンの換気扇や勝手口、窓などのわずかな隙間から侵入します。

ディスポーザーは排水管を通じて外部につながっているものの、ゴキブリの侵入経路にはなりません。ディスポーザーには専用トラップが設置されているため、ゴキブリの侵入を防げます。

ただし、ディスポーザーの内部に生ごみが残っている場合は、その臭いに引き寄せられる可能性があります。ゴキブリの発生リスクを低減するためには、生ごみを素早く処理し、仕上げに溜め水を流すことが大切です。