ディスポーザーの修理は自分でできる?主な故障内容と修理方法
近年はライフスタイルの変化や環境意識への高まりにより、ディスポーザーを設置する家庭が増えています。ディスポーザーは便利なキッチンツールの一つですが、突然トラブルに見舞われることもあるでしょう。
トラブルが発生すると生ごみを処理できなくなるため、できれば自分で修理したいと考える方も多いのではないでしょうか。
故障の原因は一つではないため、まずは原因を特定することが大切です。原因を把握できれば、適切な対処法を施せます。
本記事では、ディスポーザーの主な故障内容と修理方法、自分で修理するメリット・デメリットなどを解説します。
ディスポーザーの故障は自分で修理できる?
ディスポーザーが突然故障した場合、簡単な修理であれば自分でも修理できます。具体的には、異物の取り出しや噛み込みの解除、詰まりの解消などです。
異物の混入が原因で作動しなくなったときには、取り出せばこれまでどおり使用できます。また、詰まりが起きたときは、ラバーカップの使用で解消できるケースがあります。
ただし、部品の交換や水漏れなど、原因によっては自分で対処できないこともあるので注意しましょう。
ディスポーザーは複雑な構造をしており、トラブルを根本的に解消するには、専門的な知識と技術が必要です。ディスポーザーが作動しなくなったときは、まず原因を探り、自分での対処が難しければメーカーや専門業者に修理を依頼しましょう。
ディスポーザーの主な故障内容と修理方法
ディスポーザーが故障した際は、適切な対処法を施す必要があります。万が一に備え、どのような原因で故障するかを把握しておくことが大切です。
異物の投入
本体が作動しなくなる原因の一つは、異物の混入です。
ディスポーザーは、基本的に生ごみしか投入できません。何らかの原因で異物が混入した場合、ディスポーザーが作動しなくなります。また、生ごみでも硬いものや強い繊維質のものは、上手く破砕されず、内部に残ったり故障したりすることがあります。
ディスポーザーに投入すると故障につながる可能性があるものは、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ディスポーザーへの投入がダメなものはある?注意が必要なものを紹介
詰まり
ディスポーザーの故障は、生ごみの詰まりが原因かもしれません。
ディスポーザーには、食品くずでも投入できないものがあります。たとえば大量の魚・鶏の皮や強い繊維質のもの、貝殻類、硬い生ごみなどです。
また、ディスポーザーに投入できる生ごみでも、上手く破砕できず内部に残るものがあります。たとえば、卵の殻はディスポーザーで破砕できるものの、一度に大量に投入すると排水管内に堆積し、詰まりの原因となります。
ディスポーザーに詰まりが生じたときには、ラバーカップを使用して解消させるのも一つの方法です。
なお、ディスポーザーの詰まりを解消する詳しい方法は、以下の記事で紹介しています。
ディスポーザーの詰まりを解消!原因から直し方までわかりやすく解説
水漏れ
シンクフランジ部分の亀裂やパッキンの腐食により、ディスポーザーから水漏れが発生することがあります。
シンクフランジ部分の亀裂が原因の場合、市販の水漏れ防止テープを貼ると対処できるケースがあります。パッキンの腐食については、新しいものに交換することで解消されることが多いです。
ただし、これらの方法は一時的な対処に過ぎません。水漏れの修理には専門的な知識と技術が必要になるため、自分では修理せず、メーカーや業者に依頼しましょう。
なお、本体からの水漏れは原因の究明が難しく、交換が必要になるケースがほとんどです。
ディスポーザーを自分で修理するメリット
故障の原因が異物を投入したことによる噛み込みや詰まりの場合、自分で対処できる可能性があります。自分で修理すると、さまざまなメリットがあります。
修理費用を抑えられる
メーカーや専門業者に修理を依頼すると、その分費用がかかります。
修理費用は、故障内容によって異なります。たとえば軽度の詰まりや噛み込みの解消には、1~2万円程度の費用が必要です。ディスポーザー本体の交換が伴えば、8~18万円程度の費用がかかります。
また、メーカーや専門業者によっては上記費用の他、技術料や出張費、処分費用を請求されることもあります。
一方で自分で修理する場合は、それらの費用を抑えることが可能です。詳しい修理費用や内訳などは、以下の記事でも詳しく紹介しています。
ディスポーザーの修理費用はいくら?相場や依頼するポイントを解説
迅速に対応できる
自分でディスポーザーを修理するメリットの一つは、すぐに不具合を解消できる可能性があることです。
メーカーや専門業者に修理を依頼しても、すぐに対応してもらえるとは限りません。故障のタイミングが業者の休日と重なる場合もあります。混雑状況によっては対応までに時間がかかり、しばらく待たされることもあるでしょう。
一方で自分で修理する際には、メーカーや専門業者の対応を待つ必要がありません。たとえば異物の混入による詰まりが原因の場合、その場で取り出せば不具合が解消されるケースがほとんどです。
ディスポーザーを自分で修理するデメリット
故障したディスポーザーを自分で修理することには、多くのメリットがあります。しかし、いくつかのデメリットも存在します。
安全性の確保が難しい
ディスポーザーの修理には専門的な知識と技術が求められます。知識や技術が不十分なまま安易に修理しようとすると、思わぬトラブルを招くリスクがあるため注意が必要です。
たとえば、修理中に配線に触れたり、水が配線部分にかかったりすることで、感電するおそれがあります。配線ミスや接続不良により、発火や感電事故につながるケースもあるでしょう。
また、無理な分解や組み立てを行い、部品にダメージを与えると、ケガの危険性もあります。
このようにディスポーザーを自分で修理するには多くの危険が伴い、安全性が確保できない可能性があります。
原因の特定が難しい
ディスポーザーの内部構造は複雑です。内部には、破砕刃やモーターなどのさまざまな部品が使用されています。専門知識がないと、これらの部品の役割や相互関係を把握するのは困難です。
また、故障を解消するためには、原因を特定し、適切な対処を行うことが大切です。ただし、原因が一つではなく、複数の要因が重なって故障が発生しているケースもあります。
状況を悪化させる可能性がある
自分で修理しても上手くいくとは限りません。
ディスポーザーの故障原因を判断するのは難しく、誤った方法で対処すると状況を悪化させるリスクがあります。専門的な知識や技術がないまま修理すると、部品を誤った位置に取り付け、水漏れの原因になることもあります。
自分で修理して、万が一水漏れをはじめとするトラブルに発展しても、メーカーの保証は受けられません。適切に故障を解消するためにも、メーカーや専門業者への依頼が必要です。
ディスポーザーの交換はテラル製がおすすめ
ディスポーザーが故障した場合、すぐに対応してくれるメーカーの製品を選ぶと安心です。テラル社は、ディスポーザーのメンテナンスに自信を持っています。
専用コールセンターの設置や定期点検(※有料)など、アフターフォローも充実しています。販売終了した他社メーカーの後受けにも対応しているので、ぜひテラル社の製品をご検討ください。
【高機能タイプ】
テラル社のディスポーザーには、大きく分けて高機能タイプと普及タイプがあります。高機能タイプは、ディスポーザーの使用をより便利にしてくれるさまざまな機能が搭載されたタイプです。
たとえばDSP-250HDは、業界初のジェットフラッシュ方式を採用しています。ジェットフラッシュ方式とは破砕終了後に一時的に破砕室内に水を溜め、一気に排水する機能です。破砕室内の洗浄はもちろんのこと、排水管の洗浄効果も期待できます。
【普及タイプ】
シンク下に十分なスペースがなく、ディスポーザーを設置できるか不安がある場合は、ぜひDSP-75Tをご検討ください。
DSP-75Tは、コンパクトタイプのディスポーザーです。モーターと破砕室が従来品よりも25%コンパクトになっているため、キッチン下に十分なスペースが確保できなくても設置できる可能性があります。
既存のディスポーザーがテラル製の場合、大がかりな工事は必要ありません。また、優れた処理スピードにより、水道代や電気代の削減につながります。
テラル製のディスポーザーについて詳しく知りたい方は、以下からご連絡ください。
▼お問い合わせ先
東京支社 | 03-3818-7800 |
中部支店 | 052-339-0875 |
関西支店 | 06-4803-8838 |
ディスポーザーの修理はメーカーまたは専門業者に依頼しよう
ディスポーザーが突然故障したときは、自分で修理できると考える方もいるでしょう。
しかし、故障の原因は一つではなく、素人が特定するのは難しい場合があります。また、自分で修理することには多くのリスクが伴うため、基本的にはメーカーや専門業者に依頼することが望ましいでしょう。
ディスポーザーの設計や部品はメーカーによって異なるため、修理は製造元に依頼するのがおすすめです。テラル社の製品はアフターフォローが充実しており、修理にも対応しているので、安心して任せられます。