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ディスポーザーのリセットボタンが押せない!原因と対処法を解説

ディスポーザーの調子が悪く、リセットボタンを押して復旧を試みたものの、ボタンが押せなくて困ったことはありませんか。

ディスポーザーのトラブルはリセットボタンを押すだけで解決することがほとんどですが、押せない場合にはいくつかの原因が考えられます。

また、リセットボタンの操作方法を誤っている場合もあるため、手順を再確認することが重要です。

本記事では、リセットボタンが押せない原因や対処法、そして正しい押し方やポイントについてわかりやすく解説します。


ディスポーザーのリセットボタンとは

ディスポーザーのリセットボタンには、過負荷保護装置のリセットや本体の再起動などの役割があります。まずはリセットボタンの役割を詳しく見ていきましょう。

過負荷保護装置をリセットするボタン

ディスポーザーのリセットボタンは、過負荷保護装置をリセットするボタンです。

ディスポーザーが異物を噛み込んだり、詰まったりしてロックすると、モーターに過電流が流れることがあります。この状態が続くと、モーターが過熱し、最悪の場合、焼けて故障する恐れがあります。そうしたトラブルを防ぐために、リセットボタンが用意されています。

リセットボタンの場所は製品によって異なるため、まずは取扱説明書で確認しましょう。たとえば、テラル社のディスポーザーでは、本体の側面、制御盤の下に配置しています。

押すと再起動できる

過負荷保護装置が作動した場合、リセットボタンを押すことでディスポーザーを再起動できます。

過負荷保護が作動するということは、モーターに負担がかかり過熱している状態です。そのままではモーターやディスポーザーに損傷を与える恐れがあるため、冷却する必要があります。

リセットボタンを押すことで、モーターへの電流が一時的に遮断され、冷却が促されます。ディスポーザーに問題が発生したら、まずリセットボタンを押してみてください。


リセットボタンを押す手順

リセットボタンは、正しい手順で操作する必要があります。操作を誤るとさらなるトラブルにつながるリスクがあるため、万が一に備えて正しい手順を確認しておくことが大切です。

まずは、ディスポーザーの電源プラグをコンセントから抜きましょう。このときに濡れた手で操作すると、感電するおそれがあるので注意が必要です。

次に、本体の投入口から蓋スイッチを外します。けがを防ぐために厚手のゴム手袋を付け、破砕室内の異物を取り除きましょう。

異物を取り除いたあとに、過負荷保護装置のリセットボタンを押します。投入口に蓋を挿入し、ディスポーザーが問題なく運転できれば完了です。

リセットボタンの位置や押す手順は、メーカーや機種によって異なります。取扱説明書を見て、リセットボタンの位置と押す手順を確認しておきましょう。


ディスポーザーのリセットボタンが押せない原因と対処法

ディスポーザーのリセットボタンが押せない主な原因として、モーターの過熱が考えられます。たとえば、生ごみの処理を繰り返すことでモーターが熱を持ち、焼損保護装置が働いてディスポーザーが自動停止し、警告音が鳴ることがあります。この場合、モーターの温度が十分に冷めるまで、リセットボタンを押すことができません。

リセットボタンが押せないときは、まずディスポーザーに触れず、約30分ほど放置してモーターが冷却されるのを待ちましょう。冷却が進めば、リセットボタンを押せるようになります。

また、リセットボタンが押せない原因として、ディスポーザーの制御盤にある温度保護装置の作動も考えられます。制御盤はディスポーザーの動作をコントロールする役割を果たしており、熱を持つとリセットボタンが押せなくなる仕様です。

この場合も、ディスポーザー周囲の温度を30度以下に保ち、30分ほど待つと、リセットボタンが押せるようになります。


リセットボタンを押すときのポイント

リセットボタンを押すときには、いくつかのポイントがあります。

お手入れ時は電源プラグを抜く

ディスポーザーの破砕室で噛み込みや詰まりが生じている場合、異物を取り出す必要があります。異物を取り出すときは、「リセットボタンを押す手順」で紹介した手順で行いましょう。

異物を取り出す際は、まずディスポーザーの電源プラグからコンセントを抜きます。

キッチン環境によってはコンセントの位置に手が届かないケースがあるかもしれません。このようなときは、分電盤のディスポーザー用分岐ブレーカーのつまみを下げてオフにします。

ディスポーザーのお手入れ方法や役立つアイテムなどは、以下の記事で詳しく紹介しています。

ディスポーザーの掃除方法と役立つアイテムを紹介!使用NGなのはどれ?

メーカーや業者に相談する

正しい手順を踏んでもリセットボタンが押せない場合、無理に自分で修理しようとせず、メーカーや専門の業者に依頼することをおすすめします。

ディスポーザーの修理には専門的な知識や技術が必要です。自己判断で対処すると状況を悪化させ、故障の原因になる可能性があります。

そのため、万が一のトラブル時に迅速に対応できるメーカーを選ぶことも重要です。たとえば、テラルではディスポーザー専用のコールセンターを設置しており、トラブルが発生した際にいつでも相談できる体制が整っています。

ディスポーザーの修理費用については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

ディスポーザーの修理費用はいくら?相場や依頼するポイントを解説


ディスポーザーを交換するならテラル製がおすすめ

ディスポーザーを使用していると、予期せぬトラブルに見舞われることもあります。トラブルが発生したときには、速やかに対処する必要があります。テラルでは手厚いアフターサービスを提供しているため、万が一のときでも安心です。

【高機能タイプ】DSP-250HD

テラルのDSP-250HDは、高機能なディスポーザーで、ジェットフラッシュ機能が搭載されています。

ジェットフラッシュ機能とは破砕終了後、破砕室に十分な水を溜め、一気に排水する機能です。そのため、内部をきれいな状態に維持できます。

また、DSP-250HDの過負荷保護装置の解除機能は、蓋スイッチに装備されているため、ディスポーザー本体に触れる必要がなく、便利です。

【普及タイプ】DSP-75T

DSP-75Tは、普及タイプのディスポーザーです。モーターと破砕室が25%コンパクトになっているため、広いスペースでなくても設置できる可能性があります。

また、従来よりも生ごみの処理スピードが向上しており、水道や電気の使用量を減らせます。

テラル製のディスポーザーについて詳しく知りたい方は、以下からご連絡ください。

▼お問い合わせ先

東京支社 03-3818-7800
中部支店 052-339-0875
関西支店 06-4803-8838
問い合わせ先


リセットボタンを押せなくても焦らず対処しよう

ディスポーザー本体の運転が停止し、リセットボタンが押せなくなっても、焦る必要はありません。正しい手順で操作すれば、多くのトラブルは解消できます。

ただし、どうしてもリセットボタンが押せない場合は、自分で無理に修理しないようにしましょう。

メーカーや業者は専門知識と技術を兼ね備えているため、トラブルの原因を特定してくれます。もし本体が故障している場合は、交換が必要です。交換する際には、いつでも連絡できる体制を整えているテラル製をぜひご検討ください。