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ディスポーザーから異音がするのはなぜ?原因と解決方法を解説

ディスポーザーの使用中に突然異音がして、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。ディスポーザーから発生する異音は、何らかの異常を知らせるサインかもしれません。異音に気づいたときには、異音の原因を特定し、適切な対処を行うことが大切です。

本記事では、ディスポーザーから異音が発生する原因と対処法を解説します。異音を放置するリスクや異音を防ぐ方法も併せて解説するので、ぜひ最後までお読みください。

ディスポーザーから異音が発生する原因と対処法

ディスポーザーから発生する異音の原因は、異物の混入や経年劣化、取り付け不良などさまざまです。

異物の混入

ディスポーザーから異音が発生する原因として考えられるのは、異物の混入です。ディスポーザーには、投入できない生ごみがあります。たとえば、以下のような生ごみは投入できません。

  • 固いもの(カニ類の殻・大きな魚の骨・果実の種)
  • 強い繊維質のもの(貝殻類・タケノコの皮・トウモロコシの皮)
  • 金属・ガラス・陶器類(カトラリー・ピーラー・栓抜き)など

これらのものを誤ってディスポーザーに投入すると、上手く処理できず、回転刃や固定刃に挟まって異音が発生することがあります。

また、生ごみの詰め込みすぎやスプーンなどの異物により噛み込みが発生した場合、過負荷保護装置が作動し、ブザー音で異常を知らせるディスポーザーもあります。

異物の混入によって異音が発生している場合、まずは電源プラグをコンセントから抜き、内部の状況を確認しましょう。異物が挟まっているときは、ケガをしないように取り除きます。異物が細かくて取り除けないときは、水を流しながら氷を入れて作動させると排出されることもあります。

投入できない生ごみについては、以下の記事でも解説しています。

ディスポーザーへの投入がダメなものはある?注意が必要なものを紹介

経年劣化

異音が発生する原因の一つは、部品の経年劣化です。ディスポーザーの寿命は約7~10年と言われており、長期間の使用で、回転刃や固定刃の摩耗やパッキンの劣化が原因で異音が発生することがあります。

もし、異音の原因が部品の経年劣化であれば、部品交換で改善できるケースがあります。

ただし、部品の交換は自分で行わないようにしましょう。部品を正しく取り付けなければ、さらなるトラブルにつながるおそれがあるためです。部品を交換する際には、メーカーまたは業者に依頼しましょう。

ディスポーザーの寿命については、以下の記事で詳しく解説しています。

ディスポーザーの寿命は何年?交換目安や寿命を延ばすポイントも紹介

取り付け不良

ディスポーザーの取り付け不良が原因で、異音が発生するケースもあります。取り付けが不十分な場合、異音だけでなく、使用中に振動が大きくなるのも特徴です。

取り付け不良が疑われる場合は、まず接続部分のネジが緩んでいないか確認しましょう。緩んでいる場合は、ドライバーで締めることで改善することがあります。ただし、自分で作業すると問題が悪化する可能性もあるため、専門の業者やメーカーに依頼することをおすすめします。

ディスポーザーの修理費用については、以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ディスポーザーの修理費用はいくら?相場や依頼するポイントを解説

ディスポーザーからの異音を放置するリスク

ディスポーザーからの異音は、異物の取り出しやネジの締め直しにより、改善されるケースもあります。しかし、異音は異常を知らせるサインでもあり、放置するとさまざまなリスクをもたらすことも想定されます。

本体の故障

ディスポーザーの異音が経年劣化によるものであれば、時間とともに部品が摩耗したり破損したりすることがあります。

異音を放置すると、ディスポーザー本体の故障につながることもあり、早急に対処しなければなりません。

ディスポーザーの故障原因については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ確認してみてください。

ディスポーザーの故障原因と対策とは?修理する際のポイントまで解説

配管や配線のトラブル

ディスポーザーの異音を放置するリスクに、配管や配線のトラブルがあります。

本体の不具合で配管が詰まると、水が逆流したり、水漏れが発生する可能性があります。水漏れが広がると、階下まで浸透して近隣とのトラブルにつながるケースもあるため、注意が必要です。

さらに、ディスポーザーの異音は、電気系統に水が触れることで発生する場合もあります。電気系統のトラブルは、漏電や火災といった重大な事故を引き起こす恐れがあるため、早めに対処しなければなりません。

悪臭の発生

ディスポーザーからの異音は、本体の不具合を知らせるサインです。異音を放置すると、処理能力が低下し、内部に生ごみが残りやすくなります。この残った生ごみが腐敗すると、悪臭が発生する原因になります。

悪臭はキッチンだけでなく、ダイニングやリビングにも影響を与えるおそれがあるため、異音を放置するのは避けましょう。

水漏れ

ディスポーザーからの異音を放置するリスクの一つが、水漏れです。回転刃やモーターが摩耗すると、密閉性が損なわれ、接続部分から水漏れすることがあります。

また、異物が詰まると内部の圧力が不均等になり、接続部分に負荷がかかり、シンクフランジのシールが劣化して隙間が生じ、水漏れが発生します。

水漏れは自宅のキッチンだけでなく、近隣に被害を拡大させるおそれもあります。大きなトラブルを防ぐためにも、ディスポーザーから異音が発生する原因を特定し、速やかに対処することが大切です。

ディスポーザーの異音を防ぐ対策

ディスポーザーからの異音は、トラブルの前兆です。異音を放置すると大きなトラブルにつながる可能性があるため、予防策を講じておくことが大切です。ここからは、ディスポーザーの異音を防ぐ方法を解説します。

定期的に掃除をする

異音を予防する方法の一つは、定期的な掃除です。ディスポーザーは破砕室内に食物残差や汚れが付着しやすく、掃除を怠ると異音のほか、悪臭や詰まりにつながる可能性があります。

このようなトラブルを防ぐためにも、ディスポーザーの定期的な掃除は欠かせません。ディスポーザーの掃除方法はいくつかあり、食器用の中性洗剤や氷などで手軽にできる方法もあります。

また、柄のついたブラシを使用すれば、素手では届かない場所まで掃除できるでしょう。なお、ディスポーザーの詳しい掃除方法については、以下の記事で紹介しています。

ディスポーザーの掃除方法と役立つアイテムを紹介!使用NGなのはどれ?

処理できるものとできないものを把握する

ディスポーザーには、破砕室で処理できる生ごみと処理できない生ごみがあります。処理できない生ごみの例は、固いものや強い繊維質のものなどです。

ディスポーザーを使用する際には、処理できる生ごみと処理できない生ごみをきちんと把握しておくことが大切です。

また、処理しづらい生ごみは、投入方法に工夫が必要です。処理できない生ごみについては以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

ディスポーザーへの投入がダメなものはある?注意が必要なものを紹介

業者やメーカーに定期点検を依頼する

異音の発生を予防するには、日々のお手入れのほか、業者やメーカーによる定期点検を受けるのもおすすめです。

ディスポーザーは、自分では気づかない場所でトラブルが起きる可能性もあるため、業者やメーカーに定期点検を依頼しましょう。

専門家による定期点検を受ければ、異音を防ぎ、ディスポーザーの処理能力をより長く快適に維持できる可能性があります。テラルは、定期点検(有料)に対応しています。

ディスポーザーを交換するならテラル製がおすすめ

本体の故障により、ディスポーザーから異音が発生することもあります。このようなケースでは部品交換では症状が改善されず、本体の交換が必要です。ディスポーザーを交換する際には、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。

ここからはテラルのディスポーザーを紹介します。

【高機能タイプ】

テラル製のDSP-250HDは、自動洗浄機能を搭載したモデルです。このモデルには、業界初のジェットフラッシュ機能を採用しています。使用後、水を溜めて一気に排水するため、内部をきれいな状態で維持できます。

【普及タイプ】

DSP-75Tは、スタンダードな機能を備えたモデルです。従来より、破砕速度が向上しているため、水道や電気の使用量を減らせます。本体価格を抑えつつ、省エネを実現したい場合は、ぜひDSP-250HDをご検討ください。

テラル製のディスポーザーについて詳しく知りたい方は、以下からご連絡ください。

▼お問い合わせ先

東京支社 03-3818-7800
中部支店 052-339-0875
関西支店 06-4803-8838

問い合わせ先

ディスポーザーからの異音は放置しないようにしよう

ディスポーザーからの異音は、何らかの不具合を知らせるサインです。異音を放置すると、本体の故障や配管・配線のトラブル、悪臭の発生、水漏れにつながるリスクがあります。

このようなトラブルを防ぐためには、ディスポーザーを正しく使用し、適切にメンテナンスすることが重要です。

しかし、自分でのメンテナンスだけでは、見えない部分の異常に気づけない可能性があります。

異常を早期発見し、ディスポーザーのトラブルを防ぐためには、業者やメーカーによる定期点検を受けるようにしましょう。

テラルでは、設置から2年経過したディスポーザーの定期点検(有料)に対応しています。専用のコールセンターを設置しているので、万が一のときでも安心です。